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磁気共鳴力顕微鏡の開発

以前 『オタクのハナシ』 でいとこに論文ってものをはじめて見せてもらったのですが・・・

『磁気共鳴力顕微鏡の開発』 

第一章 序論

磁気共鳴力顕微鏡(MRFM:Magnetic Resonance Force Microscopy)は今から13年前に出現した実験手法である。非破壊的な方法で個々の生体分子において解像度の高い三次元画像を得ることが出来るこの独創的な手法は、1991年のSidlesによって提案された。

このMRFMは原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscopy)のテクニックを従来の核磁気共鳴(NMR)、電子スピン共鳴(ESR)を足した手法だと評すことが出来る。最初のMRFMの実験では、微小な力センサーであるカンチレバーを用いて、資料中の核によって及ぼされる磁気力を感知した。

その実験においては磁気共鳴の信号は、共鳴スピンによる資料の磁化の変調、という形でカンチレバーの振動信号によってもたらされている。この振動をレーザー干渉法で見ることによって磁気共鳴信号を検地することが出来る。

現在までに観測されている信号対雑音のレベルは理論予測とほぼ一致しているが、理論上では個々の陽子、電子スピンの画像化は将来可能だということが証明されている。これはMRFMが表明科学やMRIとしても医学への応用、またナノスケールにおける磁性の解明などさまざまな分野への応用を示唆しているといえる。


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これさっき見せてもらった娘の卒論の序論の部分。。。以下はみたこともない方程式や記号がいっぱいで意味不明。

MRI(Magnetic Resonance Imaging)の顕微鏡バージョンの装置の研究らしい・・・

痛みの診断には 『MRI』 は役立たず、と母が書いているときに、娘はこんなことをしていたとは(^^ゞ

まあ、ヘルニアの診断には役立たずでも、、、、ナノレベルで細胞の中の変化などがわかるようになるのかしらね?痛み物質が出ている・・とかさ^_^;

で、卒論も書き終え大学は卒業するのですが・・・
勉強が大好きなナッちゃん(ーー;)
もう2年大学院へ行くそうです(ーー;)
そのうちノーベル賞でもとるつもりか・・・ははは(@_@;)

by keisyan | 2005-02-20 01:10 | 家族