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寝かす

『あなたの自然治癒力が目覚める』 帯津 良一 著
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“寝かす”に定義はどのようなものか。辞書を引いてみました。
『麹(こうじ)・納豆なのを室(むろ)に入れて熟成させる。
「ウイスキーを―・す』(広辞苑)とあります。

さらに”熟成”を引いてみました。
『〔化〕(RIPENING)物質を適当の温度に長期放置して科学変化を行わせること。』とあります。

気功もこれと同じなのです。
しゃかりきにやらなくても、ある一定の日数を経過すれば誰でもがそれなりのレベルになるものです。
もっとも10年やそこらでは、このことはわかりません。私の経験では40年くらいやると、このことが如実にあらわれてきます。
40年の経験を持つ人の気功は誰彼のなく、見る人を感動させるものです。

しかし、だた日数があればよいというものではないでしょう。
もう一度“熟成”の定義を見てみましょう。

“適当な温度で”とあります。この適当な温度というのが鍵だと思います。

ワインの蔵の温度が変化することによってワインの風味が落ちたことが重大なヒントとまって真犯人を割り出すという、コロンボ刑事のテレビドラマがあったと思います。
それほど“適当な温度は大事なのです。では気功の場合の“適当な温度”とは何でしょうか。

しれは、その人の死生観といういことになると思います。ひとは誰でも、それなりの志を持っていきているのです。その志があるレベル以上のものであれば、この志が適当な温度になるのです。

― 中略 ―

ここで、誤解されてはこまるのが、それでは気功は自然治癒力を高める効果も40年経たないと発揮されないのではないかということです。
決して、そんなことはありません。気功はたった一回でも心を込めて行えば、それなりに効果があるということを、私は長い間の臨床経験でわかってきました。

はじめての人の気功なんて、人の感動させるどころか形にもなっていません。それでもいっしんに行うと、間違いなく自然治癒力が他か増すような気がするのです。

なぜなのでしょう。それは、三要素のうちの調心が爆発的にはたらくのではないでしょうか。

この病を克服するために私は気功をやるのだ!
気功は必ず、私の期待に応えてくれるはずだ!


という切なる願いが場のポテンシャルを爆発的に高め、自然治癒力を高める ものと思われます。

この気功の二つの心理をしっかりと肝に銘じてくださ。気功は 日数をかけて熟成させるもの であることと、たった一回でもこころを込めれば、自然治癒力にスイッチを入れるものであるということを。

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この病を克服するために私は気功をやるのだ!
気功は必ず、私の期待に応えてくれるはずだ!


これってアファーメイションみたいだね。

この本には図入りで具体的な気功(調身・調息・調心)の方法がわかり易く書いてあります。
が、、、近くに直接気功を教えてくれる人がいないかなぁ~?とちょっと思った。


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by keisyan | 2005-07-15 21:51 | 痛み