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権利って何?

権利とは

辞書によると・・・

①ある物事を自分の意志によって自由に行ったり、他人に要求したりすることのできる資格・能力。
②一定の利益を自分のために主張し、また、これを享受することができる法律上の能力。

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『認知症の介護のために知っておきたい大切なこと・パーソンセンタードケア入門』 より

●個人として扱われ、自分の好みや嗜好を主張する機会をもつこと

●自分が選ぶ誰とでもつきあえること。今までの友だちや関係を維持できること

●自分自身の持ち物、することについてのプライバシーを守られること

●自分のケアプラン作成にできるだけ関わることができること 主な家族介護者も同様に関わることができること

●地域社会の施設やサービスについて説明してもらい、利用えきること

●ふさわしい娯楽活動を選択し、定期的に参加すること

●質の高い医療と身体介護を受けること

●文化的、宗教的、性的な必要性を尊重されること

●苦情を言うことができ、それに適切に対応してももらうこと。また、代わりに苦情を言ってもらえること

●安全で安心でき、できるだけ家庭的な居住空間があること

●家族や友だちの善意につけ込まないような支援やケアを受けること

●生活の質を高めるための妥当なリスクを引き受けること

●できるだけ自立すること

●自分のペースで物事をすること

●ケアに際して身体拘束や薬物による拘束をうけないこと

●これらの権利について情報の提供があること 家族にも同様に情報の提供があること

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by keisyan | 2012-09-13 08:52 | 介護の仕事

愛を取りまく五つの花びら

愛を取りまく五つの花びら

♡ くつろぎ ♡

♡ 自分らしさ ♡

♡ 結びつき ♡

♡ たずさわること ♡

♡ 共に在ること

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【ひもとき手帳】より

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パーソン・センタード・ケアでは、認知症の人の良い状態を心理的ニーズから「愛情」を取り
巻く5 枚の花びらで捉えます。

まず「くつろぎ」は、緊張がなくリラックスしている状態と言えます。
身体のどこにも痛いところや気持ち悪い点がなく、身体も気持ちもゆったりしている状態です。

次に「自分らしさ」は、自分の生きざま、生き方そのもので、習慣、嗜好、思考などです。

3 つ目の「結びつき・愛情・こだわり」は、それぞれの人が持っている価値観とも言えるもので、昭和初期の駄菓子や昔の家財道具などの一般的な懐かしい、古いものとは違って、理屈ではなく、どうしようもなく好きなもの、なんとなく落ち着くもの、これでないと駄目というようなものを指しています。

4 つ目の「たずさわること」は、いくつになっても、やれることはしたい。
一方的に何かをやってもらっているだけでは気がすまない気持ちがあるので、例えば、食事の後に足や手の動きがおぼつかなくても、几帳面に食器を片付けようとするのです。

最後の「共に在ること」は、認知症の人の傍らに立ってその人のことを話し合うのではなく、認知症の人を挟んで話し合うことです。
当事者をめぐっての話し合いに、本人がいるという当たり前のことを大切にします。

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by keisyan | 2012-09-11 08:11 | 介護の仕事

”場”を作る

昨日、グリーフシェアリング小松の公開講座が開催され参加してきました。

講師は、記者出身、35年間教育問題に取り組んでこられた、福島県のお住まいの青木悦さんです。

”いじめ” ”福島” という、とても重い問題をご自身の取材、体験、経験からたくさんの言葉を頂きました。

心に残ったキーワードをここに残しておきたいと思います。

●わかっていないことを認める

●本当の気持ちが出せない、助けてといえない

●頑張れ ではなく 頑張っているね 

●限度を知る、違いを知る

●自分を出せる”場”を作る

今は子供たちが抱える問題って、今の老人たちが抱える問題ととても共通しています。

ということは・・・その問題は、現在生きている私たちすべてが抱える問題なのだと再認識しました。

「いい子」 「いい奴」 「強い人」 を演じることはとても疲れることです。

「悪い子」 「いやな奴」 「弱い人」 を出せる  ”場”  を持ちたいものです。




そして、とても線量の高いところに毎日暮らしている福島の人たちの現状。

●先行きがわからない

●誰も本当のことを言ってくれない

●毎日、こころを殴られている(ボディブローのように少しずつ弱ってくる)

●身近な植物や動物の小さな変化(今年は異常、まともでないのでは)をみてしまう

●一番怖いのは4号機の1500本の燃料棒

今も、そしてこれからもずっと苦しみの中で暮らして行く福島の人たちのこと忘れてはならない。

原発反対!
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by keisyan | 2012-09-09 07:51 | 介護の仕事

やってはいけないこと

こんなことしていませんか?

『認知症の介護のために知っておきたい大切なこと●パーソンセンタードケア入門』 より

【やってはいけないこと】

①ごまかしたり、うそをついたりする

(「にいいちゃん来ないかな~」 と息子さんを待ってい方に根拠もないのに 「きっともうすぐ来ますよ」 という

②その人が自分でできることを代わりにやってしまう

(上手くお箸が持てず、時間がかかる方の食事の介助をする)

③ひどく幼い子ども程度の能力や経験しかないように扱う

(お部屋でおもらしをした人に 「あらあら、なんてことしたの?」 と叱る、またはあきれる)

④権力や脅しで心配させたり、不安にさせたりする

(他の方のお皿から、食べ物を取って食べてしまう方に 「そんなことしたらここに居られませんよ」 という)

⑤きちんとした人間ではないというレッテルを貼る

(ご本人の前で 「症状が進んでしまって、落ち着いてなにもできないんです」 などいう)

⑥責めたり、何をやった、やらないという避難を浴びせる

(文字通り)

⑦本当に理解できるように、ゆっくりと話したり単純な話し方をしない

(こちらの都合で矢継ぎ早に、質問を投げかける)

⑧何か認められないことをしたからという理由で、仲間はずれにしたり追いやったりする

(興奮している方に、こちらも興奮して言い争う)

⑨気持ちを無視したり、真剣に受け止めない

(泣いていたり、怒っている方に 「今日はいい天気ですから、きっと素敵な日になりますよ」 など気休めをいう)

⑩生きた、感情のある人ではなく,物や動物のように扱う

(車いすを動かすとき、ご本人に説明せずに勝手に動かす)
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by keisyan | 2012-09-08 09:24 | 介護の仕事

あなたは何を知っていますか

『認知症の介護のために知っておきたい大切なこと●パーソンセンタードケア入門』 という本を読んでいる。

とてもとても大切なことが書かれているので、少しずつ抜粋して書いてみよう。


「あなたは今関わっている認知症の方一人ひとりについて本当に何を知っていますか?」 


具体的に16項目挙げられています。

①どんな家庭環境ですか?

②ご主人や奥さん、ごきょうだいやお孫さん、曾孫さんについても、どんなことを知っていますか?

③引退するまではどんな仕事をしていましたか?

④これまでの人生において大切な人はだれですか?

⑤好きなこと、嫌いなことはなんですか?

⑥自慢にしていることはなんですか?

⑦大切にしているものはなんですか?

⑧暇なときはどのようにして過ごしますか?

⑨信仰をもっていますか?

⑩昔興味のあったこと、今興味のあることはなんですか?

⑪政治にかかわったことはありますか?

⑫どんな大病をしましたか?入院したことはありますか?

⑬最近の健康状態はどうですか?

⑭知り合う前の数か月間の家庭の状況はどうでしたか?

⑮以前はどのようにして困難に対処していましたか?

⑯現在起きていることにご家族はどう対処していますか?



勝手に想像するだけでなく、時間をかけてゆっくり聞いてみよう!
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by keisyan | 2012-09-07 16:35 | 介護の仕事