人気ブログランキング | 話題のタグを見る

意識と無意識

ずーーっと以前、母艦でアドラー心理学が話題になっていたときに買った本があります。
『アドラー心理学入門』 ロバート・W・ランディン 著 前田憲一 訳

サラッと読んだもののあまり興味が湧かなくて、ほかってありました。。。3年ほど^_^;
キッカケをつくって下さった方がいて・・・読んで見ました。

三つの部分(エゴ、スーパーエゴ、イド)や葛藤している力(たいてい無意識のもの)からなる人間の心的装置というフロイトの概念とは異なり、アドラーは人間が一つのダイナミックな統一体だと考えました。

意識、無意識の二分法についてアドラーは、「意識や無意識は別々のものでも葛藤しているものでもなくて、一つの同じ実在の互いに補足し合い補償をする部分なのです」と記しています。

パーソナリティの一体性も時間の次元で考慮されなければなりません。どの人の人生も、過去から始まり現在に進み行って、最終的にそれ自体は未来に向かうという一つの出現なのです。

一生には切れ目がありません。
一生涯にわたって、人は友人、親類、同僚、あるいは取引相手など、の人といろんな出会い方をしていますが、いつもその人全体で出会っています。


あれ? 心身一如と通じているような?

by keisyan | 2005-06-08 19:48 | 読書