誰のせいでもありません
それは誰かのせいですか? いいえ誰のせいでもありません。
私が 痛みとストレス の関係を知ったのは2001年のことです。
『腰痛は怒りである』 という本を読んで衝撃を受けました。
その直後(といっても2年ほどかな・・・)の私の課題は 「自分を責めないこと」 でした。
このことを試行錯誤する中で、とても多くのことを学びましたが、なんだか落ち着かない自分がいました。
人間50年近く生きていると、間違いを犯さないで生活はできません。
せっかちで、あわてんぼうの私は毎日が反省の日々です。
そんな自分を責めないで、ほめてあげるということを意識して生活することに、落ち着かないという心持ちになっていたのかもしれません。
そしてもう一つの考えにも触れました。
今までの自分の生き方が痛みを引き起こす原因になっているのだから、「それを認めて生き方を変える」 ということ・・・
この二つの根源を考えてみると、、、ちょっと乱暴な言い方ですが
一つは今の痛みの原因を 他者のせいとして扱う(自分を責めないための技でしょうか?)
もう一つは 自分の中にあるとして対応する(究極の気づきを得るということでしょうか?)
病(痛みも・・・)になると、誰かの何かのせいにしたくなるものですね。
たとえば 「あの時に自分がああしなければ・・・」 とか
「あの人があんなことをしなければ・・・」 とか
でも、それは大きな【宇宙の目】でみると 「自然の一部なのではないか」 と漠然とですが思うようになってきました。
だからといって刹那的になるのではなく、趣(おもむき)のある人生にしたいですね。
キュア(cure) を辞書検索してみました。
:::::::::::::::::::::::::::::
治す
[1]〔病気, 患者〕を治す, 回復させる, 治療する;〔人〕を回復させる〈of..〔病気〕から〉([類語]必要な手当てをして(cure のラテン語原義は care)病気や人を治すの意味;→heal,→ remedy,→ treat).
・ The doctor ~d him (of his cold).
医者は彼(の風邪)を治療した.
[2](a)〔悪癖など〕を矯正する;〔人〕を矯正する〈of..から〉.
・ ~ a person's fear of the dark
人の暗がりに対する恐怖を取り除いてやる.
・ The teacher tried to ~ Ben of cheating.
先生はベンのカンニングをやめさせようと努力した.
(b)〔弊害など〕を取り除く;〔困難な問題など〕を解決する, 終わらせる.
・ ~ the slump in business
不況を立ち直らせる.
::::::::::::::::::::::::::::::::::
by keisyan | 2008-04-01 22:12 | 読書